ＷＢＣ＝ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表の宮崎合宿で、ダルビッシュ有投手が始めてバッターを相手にピッチングを行い、プロ野球の昨シーズンの三冠王、ヤクルトの村上宗隆選手と対戦しました。
ダルビッシュ投手は、この合宿で初めてとなるバッターとの対戦。
最初の相手はヤクルトの村上選手、いきなりファンが待ち望んだ対戦が実現しました。
初球は空振りを奪いましたが、４球目のツーシームは村上選手にとらえられ、バックスクリーンまで運ばれました。
村上選手には打たれたものの、ダルビッシュ投手は、それ以外の４人のバッターとの対戦では、ヒット性の当たりは１本だけで、順調な調整をぶりをみせました。
村上選手のファンで、大分県の１１才の男の子は「村上選手とダルビッシュ投手との対戦は、どちらもすごい選手なので、見ている側も緊張しました。村上選手は三冠王だけあって、すばらしかったです」と話していました。
練習後、ダルビッシュ投手は「久しぶりに日本でたくさんのファンの前で投げられて、とても楽しかった。ストレートはよくなかったが、スライダーはよかったし、打ちにくるバッターに投げられてよかった」と話していました。
また、村上選手にホームランを打たれたことについては「打たれた瞬間いったと思った。大リーグのバッターでも、そんな簡単にあの球は打てない。それを１発で打ったのでびっくりしました」と感心していました。
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