Wednesday, January 27, 2021

清水 打たれないスライダーへダルビッシュも頼りにする謎の野球評論家から助言 カーブ、フォークには太鼓判 - 中日新聞

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ブルペンで投球練習する清水=22日、中日ドラゴンズ屋内練習場で

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 中日の清水達也投手(21)が27日、素人ながらも大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(34)らにデータに基づき、変化球などのアドバイスをするお股ニキから、東京都港区のアスリート向けトレーニング施設「REBASE」で指導を受けていたと明かした。素人の頭脳を武器に4年目の飛躍を狙う。この日はナゴヤ球場で自主トレをした。

 本名すら明かしていない素人にアドバイスを求めた。お股ニキ。野球経験は中学校までながら、日米のプロ野球を徹底的に観戦し、自身の考えをツイッターで発信。ダルビッシュが反応し、その後アドバイスをもとにツーシームを改良したことでその名が一気に広まった。ダルビッシュの他に、ソフトバンク・千賀らにも助言を送る異色の経歴の持ち主だ。

 「すごく細かいデータを理解している人なので、どういう変化球が打たれにくいのかを教えてもらって、それに近い変化球を練習したりしました」と清水。出会いは千賀の自主トレに参加した昨オフ。当初は「誰だか分からなかった」と振り返る。その後知ることになるこの男性は「セイバーメトリクスの落とし穴」という新書を書き、球界トップクラスの投手たちと交流を持つ異能の人だった。

 今回は清水がブルペン入りした際に計測機器「ラプソード」で測定した回転数や回転軸などのデータを分析してもらった。お股ニキに指摘されたのは、スライダーの変化について。「真っすぐに近い方が今まではいいと思っていたけど、それだと変化量が少なく、球速も中途半端だと言われました。もっと横の変化を大きくして、直球との差別化を図ろうとしました」。これまでのスライダーは打者にとらえられやすい曲がり幅であることがデータで示された。

 そして理想のスライダーを投げるのに適したフォームを模索。さまざまな投手の動画をスローモーションで見て、手首の角度などを調整。徐々に理想とする曲がりに近づいてきたという。清水は「結構いいものになってきた」と手応えを口にする。一方でカーブ、フォークについてはお股ニキから「言うことない」と太鼓判を押され、まさに戦うための準備が整いつつある。

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