Thursday, January 19, 2023

御宿場印求め来たれ東海道三島―白須賀２２カ所制作静岡県信金協 ... - あなたの静岡新聞

Written by Daya Si on 12:31 AM in たれ with No comments

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経済部　高松勝

　静岡県信用金庫協会は東海道の旧宿場町を活用した観光活性化事業として、県内全２２カ所の印章「御宿場印」と台帳「御宿場印帳」を制作し、１８日に東海道沿いの県内各観光協会に寄贈した。２１日に発売する。訪日客を含めた県内誘客につなげ、新型コロナウイルス禍から回復途上にある地域企業を支援する。

県内２２カ所の宿場を紹介する御宿場印と御宿場印帳。各宿場を巡り、１枚ずつ集めてもらう

寄贈式で、「御宿場印」などを県内観光協会に贈った田形和幸会長（中央）＝１８日午後、静岡市駿河区

　御宿場印は神社や寺院の御朱印などにちなんで考案。はがき大の紙に宿場名を記して風景画を添え、三島（三島市）から白須賀（湖西市）まで２２枚をそろえた。各地の観光案内所や飲食店など３８カ所で取り扱う。
　１８日に静岡市駿河区の老舗飲食店「丁子屋」で開かれた寄贈式で、県信金協会の田形和幸会長（しずおか焼津信金理事長）は「宿泊、飲食、運輸など多くの業種にプラス効果が出る。地域振興の起爆剤になれば」と期待した。県内観光協会を代表し、するが企画観光局（同市葵区）の池田文信専務理事は「素晴らしいコンテンツをいただいた。歴史ファン以外にも年代、国籍問わず幅広く誘客を図る」と述べた。
　東京・日本橋―三島間は、平塚信金など９信金の企画で昨年１０月に同様の事業が先行している。今後、３月までに愛知―京都間の各信金の協力を得て、東海道全宿場町の「御宿場印巡り」ができる態勢を整える。
　同印は１枚税込み３００円、印帳は１冊同３千円。販売場所は県信用金庫協会のホームページ（ＨＰ）で紹介する。同ＨＰは英語版もある。