Monday, October 11, 2021

レンコンパウダー 使い道色々 - 読売新聞

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 コロナ禍で、健康にいい食材への関心が高まっている。旬を迎えるレンコン=写真=は、免疫力アップに役立つとされ、便利なレンコンパウダーも広まっている。(高梨忍)

 レンコンは、昔から風邪対策にも用いられてきた栄養価の高い野菜だ。きんぴら、煮物などにするとおいしいが、毎日食卓に出すのは大変。乾燥させて粉末状に加工したレンコンパウダーなら、栄養分やうまみが凝縮するだけでなく、料理にも加えやすくなる。

 料理研究家で福岡女子大客員教授の村上祥子さん(79)はレンコンパウダーを愛用し、活用法を紹介する本も出版している。料理に役立つ理由は、粉末にしても残るレンコン独特の粘り気で、汁物や飲み物にとろみをつけたり、ハンバーグやつくねの「つなぎ」にしたりと、使い道は幅広いという。味は淡泊なため、カレーやスープ、ヨーグルトなどに混ぜても気にならない。「料理の口当たりも柔らかくしてくれる魔法の粉です」と力を込める。

 全国のレンコン産地がパウダーの商品化に乗り出す中、山口市の食品加工会社「三笠産業」の「れんこんファインパウダー」(40グラム650円など)は、特殊製法で20ミクロンの微粒子粉末にして差別化を図る。舌触りが滑らかで消化吸収も良く、「離乳食や介護食にもぴったり」とアピールする。

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