総合食品メーカー、ヤマモリは、濃縮つゆ・たれ及びレトルト食品、焼酎割り用サワーの一部商品について、来年2月1日出荷分から、値上げする。
包材費、物流費、エネルギー費などの高騰や、不安定な世界情勢などを背景に原材料価格の上昇が続く厳しい環境の中、同社は効率化や合理化、原材料の見直しなどできる限りのコスト削減に取り組み、商品の安定供給とともに品質・価格の維持に努めてきた。しかし、自助努力だけでは現行価格での商品の届けが厳しく、価格の改定に至ったという。
今回対象となるのは、濃縮つゆ・たれ、レトルト食品、焼酎割り用サワーのカテゴリーから26商品となる。濃縮つゆ・たれのカテゴリーからは糖質制限への意識の高まりで注目を集めている「ロカボマーク」表記商品の「無砂糖でおいしい調味料シリーズ」など8商品。「無砂糖でおいしい調味料シリーズ」は砂糖を一切使用せず、糖質を大幅にカットした低糖質タイプの商品で健康需要増加とともに発売開始から売り上げを伸ばしている。そのほかレトルト食品のカテゴリーから2合用の炊き込みご飯の素「ちょい炊きシリーズ」など9商品、焼酎割り用サワーカテゴリーからは年末年始にかけて需要が高まる「セブンマウンテンサワーシリーズ」の9商品を値上げする。
[改定日]2023年2月1日(火)
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