Monday, July 12, 2021

落雷中に「自撮り」、若者ら11人が死亡 インド - BBCニュース

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A view of thunder lightning strikes over the sky at walled city of Jaipur , Rajasthan , India on 19 May, 2017.

画像提供, Getty Images

インド北部のジャイプール市で11日、落雷によって少なくとも11人が死亡、多数が負傷した。被害者の多くは「自撮り」をしていて、雷に打たれた。

警察当局などによると、被害者らはジャイプール市内の観光名所、アンベール要塞の見張り塔の上にいた。雨の中、自撮りをしていたという。

落雷があった時、塔の上には27人ほどがいて、何人かは地面に飛び降りたとされる。

死者のほとんどは若者だという。

現地メディアによると、この日は他に9人が、ジャイプール市があるラジャスタン州で雷に打たれて死亡した。

同州は死者の遺族に対し、50万ルピー(約74万円)の補償金を支払うと発表した。

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1960年代から倍増

インドでは2004年以降、落雷により毎年平均2000人近くが死亡している。

大雨が降るモンスーン時期は、一般に6月から9月まで続く。

インドの気象当局によると、落雷による同国の死者は、1960年代と比べ2倍に増えている。気候危機が原因の1つだという。

落雷自体も、1990年代の半ばごろと比べ30~40%増加しているとされる。2018年には、南部アンドラ・プラデシュ州で、13時間のうちに3万6749回の落雷が記録された。

当局者は、木々が少なく、人が直撃されうる場所で、より多くの落雷が起きているとしている。

雷が発生した時の安全策

  • 大きな建物や車の中に避難する
  • 広いオープンスペースや、雨ざらし状態の丘の上からは離れる
  • 避難する場所がない場合は、両足をそろえて体をかがめ、手を膝の上に置き、頭を間に入れるようにして、できるだけ「的」となる面積を小さくする
  • 高い木、孤立している木の下で雨宿りしない
  • 海上にいる場合は、素早く岸に上がり、開けた海岸から離れる

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