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相続税の算出基準となる路線価が公表され、全国平均は6年ぶりに下落しました。コロナ禍の影響で観光地や繁華街の地域が大幅に下落する形となりました。 1月1日現在の路線価の全国平均は去年に比べ0.5%下がり、6年ぶりに下落しました。 全国で最も高かったのは36年連続で東京・銀座の鳩居堂前でしたが、1平方メートルあたり4272万円で去年に比べて7%下がり、9年ぶりに下落しました。 また、都内では浅草が約12%、神田が10.5%下落しています。 都市未来総合研究所・平山重雄常務研究理事:「コロナによって人の動きが断たれてしまった。お客様が来ないことには飲食、宿泊、移動の業種や産業は影響が大きい。その結果が出た」 専門家はワクチンの普及などによる今後のコロナの収束状況が路線価に影響するとみています。
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