キッコーマン、千葉に「焼肉のたれ」新工場 110億円で - 日本経済新聞

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キッコーマンはしょうゆ関連調味料の新工場を建設する

キッコーマンは19日、焼き肉のたれなどのしょうゆ関連調味料を製造する新工場を千葉県野田市に建設すると発表した。投資額は約110億円。2022年6月に着工し24年4月の生産開始をめざす。共働き世帯の増加や巣ごもり需要の高まりを受けてしょうゆ関連調味料の販売が伸びており、生産量を増やす。

子会社でしょうゆ関連の調味料の製造を手がけるキッコーマンフードテック（千葉県野田市）が新工場を建設する。生産品目は「焼肉のたれ」シリーズ、総菜の素「うちのごはん」シリーズなど。鉄骨2階建てで延べ床面積は約7474平方メートル。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用した生産システムや、立体自動倉庫など最新技術を導入し、生産性を既存工場の約3倍に高めたい考え。

キッコーマングループの国内工場は現在20ある。国内での新工場は豆乳製品を製造するキッコーマンソイフーズ茨城工場が稼働した13年以来となる。

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