「そんなふうに塗るのか！」「そこがポイントなのか！」と驚き満載の長井テク。メイクのコツをうまくとらえてイメージしやすい、ユニークなネーミングとともに丸暗記を。
◆教えてくれるのは……
ヘア＆メイクアップアーティスト 長井かおりさん
ナルト置き
ムラなく下地を塗るためのスピードテク
ナルトのようにぐるぐると渦を描きながらのせるテクで、主に下地を塗るときに活用。5点置きに比べて、広範囲にスピーディに塗ることができるので、途中で下地が乾くことなく、ムラづきするのを防げる。
かっくんさささ
骨格にそって入れてナチュラル小顔
口をすぼめたときにできる頬の凹みにシェーディングを入れるテク。まず頬骨の下のラインにそって、生えギワあたりから目尻の下までブラシをすべらせる。そこから“かっくん”と真下に方向転換してフェイスラインへ動かし、生えギワまで“さささ”と繰り返す。
もんやりチーク
今ドキの主張レスな色づきが◎
“もやっと”と“ぼんやり”を組み合わせた長井さんらしい表現。チークを頬骨の高い位置から鼻下まで“もやっ”と幅広く薄くのせ、境目はぼかして“ぼんやり”曖昧に。主張しすぎずに、素肌に潜む血色を感じさせる今ドキチークに。
さすさす塗りリップ
脱力して塗れば、抜け感のある唇に
とにかく脱力して塗るのがポイント。唇にリップの側面を軽くあてて、さすさすとランダムに動かし、全体の8割程度塗れたらOK。あとは上下の唇をンマンマと合わせてなじませれば、軽やかでナチュラルなリップが完成！
防波堤パウダー
パンダ目予防に粉を押しあて塗り
くずれを防ぐ効果があるフェイスパウダーに、マスカラやアイラインが下まぶたに落ちてパンダ目になるのを防ぐ“防波堤”役をさせるテク。パウダーを含ませたパフや小さいブラシを、下まぶたのキワにそって押しあてて。
ぺチ置き
チップやブラシをペチペチ置いて発色アップ
アイシャドウをとったチップやブラシは横向きにして使い、まぶたのキワにそってペチペチと軽く押し付けるように塗るテク。しっかりと発色させることができるので、目尻などにシャドウの色を際立たせたいときに活躍。
美肌ゾーン
ここさえキレイなら美肌な人！
頬骨のラインにそって目頭の下から頬骨の上まで繋げたゾーンで、クマやシミ、小ジワなど悩みが混在しがち。他人からの視線が集まるため、ファンデを重ねてツヤッとなめらかにしておくと、肌全体がキレイな印象を与えられる。
そわそわ
極軽タッチでニュアンスをまとう！
長井さんがよく使う擬態語のひとつで、チークをふんわりのせるためにブラシを肌にすべらせたり、まつげの束になった部分を指でバラすときの表現。肌やまつげにごく軽く触れるぐらいのタッチでブラシや指をスライドさせる。
テク名はユニーク。仕上がりはきちんと可愛くて、好感度満点。
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