東京、埼玉、山梨の3都県にまたがる雲取山(標高2017メートル)は「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎と妹の禰豆子の出身地のモデルとされ、訪れる鬼滅ファンが後を絶たない。
雲取山のふもとに位置し、登山口の一つがある山梨県丹波山村は“聖地巡礼”を好機と捉え、観光客の呼び込みに力を入れている。「道の駅たばやま」には「丹波山村 雲取山」とデザインされたのぼり旗がはためき、従業員は炭治郎の羽織と同じ市松模様の法被姿で出迎える力の入れようだ。
神奈川県藤沢市の大原貞雄さん(74)は鬼滅ファンの登山仲間に誘われ、20年11月に初めて雲取山を登った。以来、村を訪れるのは3回目という。「孫にのぼり旗の写真を見せたら『自分も行きたい』と喜んでいた。丹波山村の人は優しい」と魅力を語る。村温泉観光課は「雲取山をきっかけに村に足を運んでもらえるのはありがたい」と鬼滅ブームを歓迎する。【金子昇太】
鬼滅の刃
週刊少年ジャンプに2016~20年に連載された吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの漫画。単行本の累計発行部数は23巻までで1億2000万部を超える。アニメはTOKYO MXなどで19年に全26話で放送。現在、アニメの続編に当たる映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が全国公開中で、国内興行収入歴代1位に躍り出た。大正時代を舞台に、主人公・竈門炭治郎が鬼と化した妹の禰豆子(ねずこ)を救うため「鬼殺隊」に入って鬼と戦う姿を描く。
からの記事と詳細 ( 炭治郎と禰豆子の出身地? 雲取山に“聖地巡礼”のファン後絶たず - 毎日新聞 - 毎日新聞 )
https://ift.tt/38151Th
エンタメ
0 Comments:
Post a Comment