
■ ドラフト候補に対し巨人が秘密裏に行う「身体検査」 2007年のドラフト会議。その年の目玉選手は、甲子園でも活躍した大阪桐蔭高校の“エースで4番”の中田翔だった。その時に、私が耳にした新聞記者の愚痴。 各球団ではドラフトにあたって、まずは指名候補の選手を調査するところからはじまる。どこにどんな逸材がいて、どんな能力を持っているのか、将来性はあるのか、怪我はしていないのか、プロとして通用するのか、などなど選手としての力量を調べるのは当然のことだ。 ところが巨人で必要となるのは、選手としての力量ばかりではない。球団組織や親会社にとってマイナスとならないかどうか。いわくがあれば、そこまで徹底調査する。ちょうど、政治家が新しい秘書を雇うのに過去の経歴や身辺に問題はないか、信用に傷がつくことはないか、確認するのといっしょだ。人気スポーツの人気球団として、スキャンダルを呼び込むようなことがあってはならない。球団名に刻まれた看板企業の経営に支障が出ることなどもってのほかだ。 そこから、親会社の読売新聞が動き出す。というより正確には、親会社の記者たちが動員される。 もっとわかりやすくいえば、中田翔の場合はその当時から一部報道で囁かれていた本人の素行の悪さに加え、いわゆる家庭の事情も懸念材料のひとつにあったという。
からの記事と詳細 ( かつて指名見送った中田獲得、巨人の「紳士たれ」は過去の遺物か(JBpress) - Yahoo!ニュース )
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