しかし、新型コロナの感染が広がると、施設の利用やグループの集まりは全て中止になった。通院と必要最低限の買い物以外は家にこもる日々。「不要不急」が叫ばれ、「周りの視線が怖い」と感じた。気晴らしにテレビやラジオをつけても、感染の恐ろしさや自粛しない人への非難ばかり聞こえ、次第に視聴しなくなった。 経済協力開発機構(OECD)の報告書によると、新型コロナ禍でうつ病を患う人は世界中で増加。症状の軽い抑うつ状態も含め、日本の人口に占める割合は13年の7・9%から20年は17・3%と倍増した。報告書は、テレワークの普及や外出制限によって交流や運動の機会が減ることで職場や生活の環境が変化し、心の健康を損なう危険性を指摘している。 「誰にも会えない現実と、目に見えない世の中の重い空気に閉じ込められている感じ」と石井さん。国内で新型コロナの感染拡大が始まって1年半余りだが、もう何年も続いている感覚だという。
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