9月22日、アニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』完成披露試写会が都内でおこなわれ、女優の土屋太鳳らが出席した。
AIロボットとクラスメイトがおりなす青春エンターテイメントで、土屋は、学校に転入してくるAIの主人公「シオン」の声を演じている。
【関連記事:土屋太鳳、女優目指したきっかけは小4で演じた「酔っぱらい役」】
「AI」という特殊な登場人物を演じる難しさについて、こう語る。
「シオンは頭脳を持っているんですけど、呼吸で生きているわけではないんです。物体なんですけど、動いているし、感情がある。どう演じたらいいのか、わからなくて……。それで、周りのAIの声『オフロ ガ ワキマシタ』とかを何度も聞きました」
今作には、ミュージカルの要素がふんだんに組み込まれている。土屋も作中で歌を披露しているが、「最初にデモを聴かせてもらったときは、笑ってしまうくらい『これは私が歌えるのだろうか?』という気持ちでした」と胸中を明かした。
「実は小さい頃、声が出なくて。もしタイムスリップして10歳のときの私に『いま、こうなってるよ』って言っても、たぶん信じないんじゃないかというくらい、声の戦いをしていたので。
自分で歌声を聴いて、奇跡だな、と思います。できないことができるようになるという部分で、ぜひ前に進みたい人に聴いていただけたら」
最近叶った幸せについて「今日。いま、“なう” です」と笑った土屋。「この作品は、この先どうなるんだろうという状況のなか作られた作品です。たどりつかないんじゃないか、と思った場所にたどりついた気持ちです」と、完成の喜びを口にした。
からの記事と詳細 ( 土屋太鳳、声が出なかった過去を明かす「自分の歌声は奇跡」 | Smart FLASH[光文社週刊誌] - SmartFLASH )
https://ift.tt/3CGleKe
エンタメ
0 Comments:
Post a Comment