Saturday, January 6, 2024

断たれた「能登の大動脈」、救出支援の壁に 捜索難航「命救いたい」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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 能登半島を最大震度7の地震が襲って2日がたち、被災者の生存率が落ち込むと言われる「発生後72時間」が迫る。救出要請が相次ぐなか、細長い半島の先端という地理的な特性や交通網の寸断が壁となり、捜索は難航している。(久保智祥、岩本修弥、樫村伸哉)

 「地震発生から42時間が近づいている。人命優先。市民の皆さんの命を救いたい」。3日午前9時半に、石川県災害対策本部が開いた会議。オンラインで参加した珠洲市の泉谷満寿裕(ますひろ)市長は、画面越しにこう訴えた。

 画面には、各地から届く物資を集約する県や、幹線道路の復旧を担う国土交通省、人命救助にあたる消防や自衛隊の幹部ら。泉谷市長は「救助要請に対応できていないところが72件ある。まだまだ倒壊した家屋に閉じ込められている方が多くいると思う」と説明した。

 「能登半島の大動脈」と言われる国道249号が寸断され、通信が途絶し、被害を把握する自治体の動きも阻まれた。

 輪島市では、3日午後の時点…

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