Wednesday, November 16, 2022

創作70年「155首に絞るのは決断だった」 行橋の加来光吉さん、歌集「青打たれいる」限定出版 /福岡 - 毎日新聞

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 京築地域の歌壇の第一人者として長年活躍してきた行橋市寺畔の加来光吉さん(84)が、歌集「青打たれいる」(花乱社)を限定出版した。加来さんが人生の折々に詠んだ5000首にも及ぶ作品の中から、155首を自選した。【松本昌樹】

 加来さんは高校生だった1956年、椎田町(現築上町)出身の歌人、池田富三が主宰する短歌誌「標土」に参加。その後、74年に「牙」▽80年に「藍」▽92年に「群羊」――の創刊に関わったほか、毎日新聞京築面の短歌欄選者も務めるなど、地域の文化を形作ってきた。

 歌集は2部構成で、第1部の「青打たれいる」に組まれた歌は、70年近くの創作活動の中から「何かあった時に頭に浮かぶ」という100首で、ほとんどが暗唱できるほどの渾身(こんしん)の作品群。第2部の「雪ぼうぼう」は、84年1~2月に連作した185首から55首を選んだ。

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