Monday, August 24, 2020

出世の道を断たれたコンサル会社社員。会議室に部下と2人ってパワハラなの?(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

 平穏な日常にある日突然“修羅場”が訪れる。見て見ぬフリをしているだけで、誰もが常にそんなリスクと隣り合わせで生きている。一寸先は闇、人生の落とし穴にハマったとき、生還できるかどうかの分岐点はどこにあるのか? 修羅場を突破する秘策がここにある!

期待の部下に熱い思いを語ったら、パワハラで出世から転落

●後藤純一郎さん(仮名・46歳)/コンサルタント  20代の部下の不器用ながらも実直に仕事に取り組む姿勢が好きでした。だから、しょっちゅうメシをおごっては、熱く語っていたんです。そんなある日、彼が仕事でミスをしたので、会議室で自分の失敗談などを交えながら注意をしたんです。そのときは“勉強になりました”と席に戻ったので、缶コーヒーを差し入れるときに冗談で頬につけて渡したんです。すると、後日会社から「パワハラ被害を訴えている社員がいますが」って。結局、僕は出世コースから外されました。 === 「そんなに凹むなよ」とコーヒーを頬につけたことを、上司に脅されたと感じる。些細なボタンの掛け違いが原因で起こるパワハラのトラブルが後を絶たないと労働問題に強い弁護士の浅野英之氏は語る。 「実際、パワハラと指導・教育を区別せず、何をされても“パワハラだ”と主張するモンスター社員は実在します。そういうときは、部下と揉めたらすぐに会社に伝えましょう。相手から先に報告が入れば、会社から悪い印象を持たれる恐れがある。また、相手に直接接触を試みると、感情を逆撫でし状況を悪化させます」  では、今回の事例のように、突然会社から呼び出された場合は? 「反証のための証拠を集めます。当時の録音や動画があればいいのですが現実的ではないので、当日の行動を業務日報、メール、目撃者の証言などから洗い出します」  だが、そもそも今回の事例は、2人きりで会議室で話したことが危険だと浅野氏。 「相手が圧力を感じる可能性もあり、訴えられた際に目撃者もいない。かといって、他の社員の前で叱責すれば、『晒し者にされた』と、これもパワハラとされるリスクがある。ですから、業務態度を改めさせたい場合は、さらに上長などの第三者を交えて話すべきです」  迂闊な指導や親心は致命傷だ。

<パワハラ認定の突破術>

1:パワハラを疑われた場合、当事者との接触は避ける 2:部下と2人きりの密室空間で指導・叱責するのはNG 3:部下と揉めたら会社に即報告、先回りして事情を説明すべし 【浅野英之氏】 弁護士。弁護士法人浅野総合法律事務所代表。セクハラ、パワハラなど、労働問題を専門とする。共著に『社労士・弁護士の労働トラブル解決物語』(労働新聞社)など <取材・文/週刊SPA!編集部> ―[修羅場の突破術]―

日刊SPA!

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