未来の食糧不安に備え、持続的な食糧の安定供給を目指し、SDGsの一環として食用コオロギパウダーを使ったフィナンシェ、バームクーヘン、クロワッサンなどの商品をKorogi Cafeシリーズとし、オンライン通販を中心に販売している。
また、食育として、自由研究のテーマに活用できる「コオロギの食育パンキット」も展開する。食品にとって大切な「おいしさ」という要素を重視し、独特のナッツのような風味を活かせるよう、開発の段階で試行錯誤を繰り返し、2020年12月にバゲットとフィナンシェの2品を完成させた。
昆虫はタンパク質が豊富で、牛などに比べて飼育に必要なエサや排出する温室効果ガスが少ないとされており、地球にやさしい食材として注目されている。同シリーズでは、タイの食品製造管理基準の認証を受けた衛生的な食用コオロギ養殖場で養殖された「ヨーロッパイエコオロギ」を使用している。2020年、「コオロギのフィナンシェ」と「コオロギのバゲット」をオンラインショップ限定で発売すると、わずか2日で完売した。
〈食品産業新聞 2021年12月8日付より〉
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