【超火消し論】大魔神から大勢へ「打たれて1面で本物」「遊びゴコロ忍ばせて」/対談
巨人の守護神・大勢投手(23)と元横浜の大魔神・佐々木主浩氏(55=日刊スポーツ評論家)の「クローザー対談」が実現しました。世界一に輝いたWBCの経験や守護神同士にしか分からないクローザーあるある、打たれた後の切り替え方など、たっぷりと語り尽くしました。日米通算381セーブを挙げた佐々木氏がアドバイスした「心の遊び」とは―。ノーカット版でお届けします。(文中敬称略)
プロ野球
原さんに「見てくれ」と言われて
佐々木こうやってしゃべるの、キャンプ以来だな。あの時に原さんに「見てくれ」と言われて、見たときにびっくりしたんだよ本当に。球の強さに。「リリーフにしたいんだけど」という話になったときに、力で抑えられますよという話になって。その通りになって、やっぱりすごいうれしいなと。
大勢はい、ありがとうございます。
佐々木最初からそういうのって、キャンプ入った時に先発なのか抑えとか、リリーフなのか決まってた?
大勢球団からは最初から「先発で」って言われたんですけど、でも、自分は絶対そうじゃないなっていうのが、自分自身思ってたので。
で、桑田さんにちょっと相談させていただいて、リリーフで行きたいですっていうのを伝えました
佐々木原さんもあの時点(春季キャンプ)で「抑えだよな?」と。「そう思いますよ」と。最初見た時に、久しぶりに力でいけるピッチャー見たなと。で、自分の中でWBC準決勝、決勝は投げてた時の気持ちはどうだった?
大勢投げてる時は本当に…こういう場面で、本当に素晴らしい大会で、他の投手もいるんですけど、そこで投げさせていただいたっていうのが本当にうれしかったですし、本当に光栄に思いました。
「どういう結果になっても」
佐々木プレッシャーすごかった? そこってどうなの? 自分でそういう時に何も考えないみたいなことか、すごいプレッシャーになるとか…どっち?
大勢僕、あんまり多分みんなほど考えないタイプだとは思います。
佐々木打たれた時の切り替えの仕方は?
大勢自分自身、普段から登板でマウンドに上がるまで、準備もしっかりしてるつもりでしたし、トレーニングもシーズンを通してやっていたので。
どういう結果になっても、後悔しないような準備をして、(マウンドに)上がろうと思って、ずっとやってたので。
打たれたからルーティンを変えるとかっていうのはなくて、もう打たれたら仕方ないってぐらいの準備をしたので、もうすぐに切り替えてました。
佐々木自分のルーティンとか、必ずこれをしなきゃいけないとかある?
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