<エンゼルス5-8マーリンズ>◇27日(日本時間28日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルス大谷翔平投手(28)がマーリンズ戦に「3番DH兼投手」で登板。6回を6安打3四球で2失点(自責1)で勝利投手の権利を得て降板したものの、救援陣が打たれて勝敗は付かなかった。チームは逆転負けで2連敗となった。
大谷の今季投手成績は5勝1敗、防御率2・91、90奪三振は再びア・リーグトップに浮上した。打者では4打数無安打1四球で、2試合連続のノーヒットに終わった。打率は2割6分9厘。
チームは2-3の6回2死二、三塁で、代打タイスが右前への逆転2点打。この試合初めてリードを奪い、大谷に勝ち投手の権利が付いた。だが直後の7回、代わった2番手の右腕シルセスが1死三塁で2番ソレアに逆転2ランを浴び、大谷の勝ち星が消えた。それでもエンゼルスは8回にウルシェラの同点2ランで追いつき、延長戦に突入した。
タイブレークの延長10回はマーリンズに1点を勝ち越され、なお1死満塁のピンチは併殺でしのいだはずが、ビデオ判定で本塁フォースプレー時に捕手の足が本塁から離れていたことが分かり、6点目の生還を許した。さらに2点適時打を許し、この回4点を勝ち越された。
その裏のエンゼルスの反撃はウルシェラの右前適時打による1点にとどまり、逆転負けした。
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