菅首相は20日夜、首相公邸でトランプ米大統領と約25分、就任後初めてとなる電話会談を行った。両首脳は日米同盟を一層強固にすることや、新型コロナウイルス対策や北朝鮮による拉致問題解決のために協力することなどで一致した。
電話会談は日本側の要請で行われた。首相が「安倍前首相とトランプ氏との深い信頼関係で、かつてなく強固になった日米同盟を一層強化したい」と呼びかけ、トランプ氏は「自分も全く同感だ」と応じた。
新型コロナ対策では治療薬やワクチンの開発・普及で協力することを確認した。首相が北朝鮮による日本人拉致問題解決に向けた支援を求めたのに対し、トランプ氏は「日米で緊密に連携していこう」と語った。海洋進出を強める中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」構想についても協議した。
首相に祝意を伝えたトランプ氏は「『シンゾー』を一番近くで支えてきた人だ」とした上で、「必要があれば24時間いつでも連絡してほしい」と語った。
両首脳は対面による会談の早期実現を目指すことでも一致した。10月上旬にはポンペオ米国務長官が来日し、首相とも会う予定だ。
首相は20日夜、モリソン豪首相とも電話で会談した。
からの記事と詳細
https://ift.tt/35R3sqk
日本
0 Comments:
Post a Comment