<ウエスタン・リーグ:阪神9-14広島>◇2日◇鳴尾浜
阪神は終盤、広島打線の猛攻を止められず逆転負けし、連勝は「6」で止まった。新型コロナウイルスの陽性判定から実戦復帰したウィルカーソンが先発して3回無失点。ロドリゲスは3回、右翼ポール際に2ランを運ぶなど、2安打3打点の活躍だった。平田勝男2軍監督(63)の試合後の一問一答は以下の通り。
-ウィルカーソンが先発した
久しぶりにしたら球のキレもコントロールも落ち着いて(投げていた)。カープも見れば分かるように打線がいいので、そういうところではカーブも交えながら何の違和感もなかった。
-ロドリゲスが本塁打を放つなど好調だ
凡打の内容もいいんだよ、三塁線ね。だからこうやってクライマックスも含めて調子を上げさせて。エラーもしっかり反省していたし、調子を上げていけばまたチャンスはあると思う。
-2番手の村上投手は
1発打たれたけど、らしさは出てたね。まだこれからイニングを伸ばしていきながら。もうちょっとキレが出てくると思う。
-8回から大量失点
もうしょうがない(8回救援の)馬場がな。二保はずっと頑張ってくれているし、責めるわけにはいかん。ただ井上のバックホームとか、いいプレーはほんと出てるし、馬場はスピードもない、球のキレもないというところなんで(2軍に)落ちてきて、粘り強くっていう彼の持ち味のところがまだ足りないかな。
-途中出場の中川は
ダメ! 最後(9回)のホームランはどうでもいい。もっともっとキャッチャーとして。こういうところでナイスホームランなんてほめてたんじゃ、キャッチャーとしての進歩なんかない。何点取られてんねん。1年生でも「二保さんだめですよ」って。まだ1点2点差なら分からへんねん。9回はどういう展開になるか。そこはキャッチャーが「なに投げても打たれそうだな」とか思ってたら伝わるねん、ピッチャーに。今日はあんなホームランなんか何の役にもたたん。彼も喜んでないよ、もちろん。それより終盤は彼にとっては非常に良い勉強になったと思うよ。長坂の粘り強くやるのと。そこはもう1年生でも関係ない。ずぶとさじゃないけどさ。ピッチャーに対して、だめですよ、もっとという物足りなさ。きょうは良い勉強になったと思います。
-糸井は1安打
調子良いね。まだそういうあれ(1軍昇格)はないけどね。(1軍登録の)陽川も良いでしょう。原口もマルテもいてというところで。1軍の事情は別として嘉男もちゃんとそれを理解してくれて、いつ呼ばれても良いように。本当に若いやつの見本になって、若いやつが「嘉男さーん」って言って、片山なんかバットもらったり。ティー打撃もずっと参考に。(井上)広大たちも含めて。彼は本当に野球に対する姿勢とか礼儀なんかは大したもんよ。そういうのはしっかりしてるし、良い見本になってくれている。
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