Monday, April 20, 2020

長嶋茂雄の言葉「野球の伝道師たれ」背負う清水直行 沖縄と世界つなぐ野球新時代へ(REAL SPORTS) - Yahoo!ニュース

千葉ロッテマリーンズ、横浜DeNAベイスターズで活躍し、2014年に引退表明後はニュージーランドで野球の普及活動を行ってきた清水直行氏。昨年まで2年間、ロッテの投手コーチを務めた後、今季からは沖縄に創設されたプロ野球チーム・琉球ブルーオーシャンズ監督に就任した。
現場のトップとして選手と向き合い、指導しながら自らの活動やこれまでの経験をSNSやYouTubeを使って積極的に発信する清水氏。現役引退後、彼は野球人として何を考え、行動してきたのか。そして今の野球界、スポーツ界を見つめて何を思うのか。

(インタビュー・構成・撮影=森大樹)

ニュージーランドでの普及は自分にしかできないこと

清水氏は厳しいプロ野球の世界において12年間で通算105勝という結果を残した。入団当時は決して強いとは言えなかった千葉ロッテマリーンズで2005年には日本一を経験し、前年のアテネ五輪では日本代表にも選出されている。“元日本代表のロッテ31年ぶり優勝時のエース”という肩書があれば、引退後のキャリアも安泰ではないか。たしかにそういう見方もあるかもしれない。しかし清水氏の考え方は違う。

「今野球は競技人口が不足しているとか、いろいろな問題が言われています。その中で僕の行動は、自分が現役としてやってきた野球というスポーツに貢献できることは何か。もしできることがあるんだったらそれを形にしたいという気持ちから始まっています」

安定よりも、野球界への自分なりの貢献の仕方を見つけることこそが、彼のキャリアにおける行動の基準となっている。

さかのぼること7年前の2013年、当時清水氏は前年に横浜DeNAベイスターズを戦力外となり、所属先が決まっていなかった。その中でWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)第3回大会の解説を務めた際、予選出場国として目に止まったのがニュージーランドだった。

ニュージーランドはラグビー大国としての印象が強く、野球のイメージが湧かないことが逆に興味を持たせたと、自著「日本野球を売り込め!」(ベースボールマガジン社)の中で語っている。持ち前の行動力を生かし、知人を介して現地の連盟とコンタクトを取ったところから一気にニュージーランドでの活動への道が開かれていった。そして2014年春、現役引退を表明すると同時にニュージーランド野球連盟のゼネラルマネージャー補佐兼代表チーム統括コーチ就任を発表した。

「実は私だけでなく、世界には個人で野球普及のために動いている方はたくさんいらっしゃいます。もっとそういうところにもスポットが当たるといいですね」

世界にはJICA(国際協力機構)の活動の一環として野球の普及を現地で行ってきた日本人がいる。最近では友成晋也氏(ガーナ、タンザニア、南スーダン)や阿部翔太氏(ニカラグア)などが地道な活動を行ってきているが、あまり日本で話題になることはない。今後はそういった個人の活動と並行して、組織単位での大きな普及の動きも増やしていくべきだと清水氏は考えている。

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