◇15日 中日2―6巨人(バンテリンドームナゴヤ)
”5度目の正直”も、ならなかった。先発の高橋宏は5イニング3失点。昨季は4戦1敗と未勝利に終わった巨人戦で、初白星を挙げることはできなかった。
初回から最速156キロとエンジン全開。しかし2回につかまった。先頭・中田翔に中前打で出塁されると梶谷、大城卓に連続四死球。無死満塁のピンチを招いた。ここで迎えたのは愛知・中京大中京高の同級生だった中山。14日にはグラウンドで談笑していた2人も、マウンドと打席で相対すれば目の色は変わる。初球の155キロをファウルにされると、続く156キロを中前にはじき返され、先制点を許した。
続く投手のグリフィンにも154キロを捉えられ、中犠飛で2点目を失った。「リズムの悪い投球をしてしまいました」と振り返ったように、7三振を奪った一方で自己ワーストタイの5四死球。流れをつかめなかった。
さらに悔やんだのは4回。先頭で迎えたのは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、ともに侍ジャパンの一員として戦った大城卓。2ボール1ストライクから、甘く入ったスプリットを完璧に捉えられた。打った瞬間に本塁打と分かる放物線が右翼席中段にズドン。思わずマウンド上で両手を膝につき、こうべを垂れた。追加点を奪われ、「特に3点目は絶対にやってはいけない点だと思います」と唇をかんだ。
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