大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手とブルージェイズの菊池雄星投手が今シーズン初めて対戦し、大谷選手がホームランを打って祝福の「かぶと」を初めてかぶりました。
大谷選手は9日、エンジェルスの本拠地で行われたブルージェイズ戦に3番・指名打者で先発出場し、試合前には来場した先着2万5000人に大谷選手のクリアバッグが配られました。
大谷選手は1回1アウト一塁の第1打席で岩手、花巻東高校の先輩でブルージェイズ先発の菊池投手と対戦し、低めの変化球を打たされてファーストゴロでした。
3回の第2打席も1アウト一塁の場面で、インコースのスライダーを腕をたたみながら鋭く振り抜いて今シーズン3号のツーランホームランを打って、5対0にリードを広げました。
大谷選手は笑顔でベンチに戻ると、今シーズン選手がホームランを打った時のチームの儀式、「かぶと」を初めてかぶりました。
5回の第3打席は高めの変化球をセンター前に運んで2打席連続ヒットとし、リリーフしたピッチャーと対戦した7回の第4打席はセカンドゴロ、9回の第5打席はフォアボールで、1点を追う延長10回、ツーアウト満塁で回った第6打席はセカンドゴロに倒れて最後のバッターとなり、5打数2安打2打点、フォアボールが1つでした。
エンジェルスは11対12で敗れてこの3連戦は1勝2敗と負け越しました。
ブルージェイズの菊池投手は今シーズン2回目の先発で、1回に味方がフライを見失う不運なヒットで先制され、その後も3本のホームランで失点を重ねて5回途中で交代し、6失点でした。
打たれたヒットは9本、フォアボールが1つ、奪った三振は6つで勝ち負けはつきませんでした。
試合後、菊池投手は大谷選手にホームランを打たれたスライダーについて「完全に失投だった。そこを見逃さない、しっかりとホームランにされるというところで、レベルの高さを感じた。もう少し外に投げきらないといけなかったし、あそこに投げたら打たれるなというボールだった」と甘く入ったことを悔やみました。
そのうえで大谷選手について「毎年毎年、レベルアップは当然している。僕自身も彼に負けないように、というよりもこのリーグで勝つために自分を磨き続けている。きょうは打たれたが、また次、頑張りたい」と話しました。
この試合を終えて、大谷選手と菊池投手の大リーグでの対戦成績は20打数6安打、打率3割、ホームラン3本、4打点となりました。
また、大谷選手は昨シーズンの9月から続く連続試合出塁が「32」に伸び、自己最長を更新しました。
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