Sunday, March 27, 2022

センバツ高校野球 大垣日大は2回戦で敗れる|NHK 岐阜県のニュース - nhk.or.jp

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センバツ高校野球は、27日の2回戦で、岐阜の大垣日大高校が石川の星稜高校と対戦し、2対6で敗れて準々決勝進出はなりませんでした。

大垣日大高校は、1回戦で18個の三振を奪う好投を見せたエースの五島が27日も先発しました。
しかし1回、満塁のピンチから犠牲フライで1点を先制されると、3回には相手の4番にツーランホームランを打たれます。
4回からは五島に代わって山田がマウンドにあがりましたが、2本のタイムリーを打たれて5点差に広がります。
反撃したい大垣日大は5回、ランナー1塁2塁のチャンスを作ると、3番、米津のタイムリーヒットで1点を返します。
しかし、その後も追加点を奪われた大垣日大は、9回に1点を返して意地を見せましたが、2対6で敗れました。
77歳の阪口慶三監督は、今大会で史上初めて、昭和・平成・令和の3つの元号で甲子園での勝利を飾りましたが、準々決勝進出はなりませんでした。

敗れた岐阜の大垣日大高校の阪口慶三監督は「ピッチャーは誰を先発にするか迷いましたが、送り出した五島投手が前の試合のようにいいボールを投げられておらず、相手打線に変化球を逆方向にうまく打たれてしまいました」と振り返っていました。
また、星稜高校のマーガード投手について、「積極的に打っていこうと指示しましたが、ツーストライクに追い込まれてからボールになる変化球に手を出してしまい、打線をつなげることができませんでした。もう1度、鍛え上げて甲子園に戻ってきたいです」と話していました。

前の試合で完投した岐阜の大垣日大高校のエース、五島幹士投手は、3回を投げて3失点と力を発揮することができませんでした。
五島投手は「ブルペンでは調子がよかったですが、マウンドに立ったときに気合いが空回りしてしまいました。3回に打たれたホームランはインコースに投げようと思ったスライダーが真ん中低めにいってしまい、うまく運ばれました。ストレートと変化球で緩急をつけようと思っていましたが、星稜打線に変化球を対応されてしまいました。ピッチングのテンポが悪く、守備のミスにもつながったと思います」と振り返っていました。
そして、「センバツではいいピッチングができたこともできないこともありました。今後はストレートの威力や低めのコントロールを練習し、守備から攻撃につなげられるチームの野球を磨きたいです」と前を向いていました。

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