福島県は12日、東京電力福島第1原発事故後の風評払拭などを目的に、情報発信を担うクリエイターを育成する「誇心館(こしんかん)」を開塾すると発表した。主に県内から入塾希望者を募集する。応募は31日まで。
館長は県のクリエーティブディレクター箭内道彦氏が務める。指導に当たる「師範」は計6人で、「来て。」と書かれた県のポスターを手掛けた小杉幸一氏や、県のPR映像「ふくしま知らなかった大使」を監督した電通の並河進氏など。
塾生は30人程度を見込む。各師範ごとに6グループに分かれ、県内の魅力を伝えるポスターやコピー、映像などを作る。講義は8月末~来年2月末に計4回開かれ、グループごとに福島市や郡山市に集まる。
「誇心館」の名称には「故郷や人を誇る心はクリエーティブにとって大切な素地」との思いを込めた。ロゴは師範の小杉氏が手掛けた。
内堀雅雄知事は「福島で生活するクリエイターにリアルな感覚で正確な情報を発信してほしい」と話した。
公式ホームページ(https://fukushima-creators-dojo.jp/)の応募フォームで申し込みを受け付ける。
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