Friday, July 15, 2022

ウナギのかば焼き、特製たれでふっくら香ばしく 「土用の丑」を前に和食店で繁忙期 加東 - 神戸新聞NEXT

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 23日と8月4日の「土用の丑(うし)」を前に、兵庫県加東市社の和食店「料理末永」でウナギのかば焼き作りが繁忙期を迎えている。店主の末永峯雄さん(81)が炭火を使ってじっくり焼き、店先に甘く香ばしいにおいを漂わせている。

 同店は約20年前からウナギを焼き始め、同県明石市の専門業者を通じて仕入れている。年間を通じ販売しているが、特に6月半ば以降の夏季は注文が増え、今年は700匹以上を焼く予定。贈答用や自宅用として、北播磨一円や丹波地方などから買い求められるという。

 同店ではウナギのやわらかさを生かすために串を刺さない。特製の甘辛いたれを3、4回付け、身が曲がらないよう慎重に焼き上げる。末永さんは「火加減が難しいんや。焦がさんように、硬くならんように」。何度か裏返すと、肉厚でふっくらと仕上がった。

 1匹当たり3240~4320円(税込み)。うな重は2千円(税別)から。料理末永TEL0795・42・0202

(岩崎昂志)

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