Saturday, August 26, 2023

打たれては頭を抱えた巨人・戸郷、五回持たず降板も6失点も2桁 ... - 読売新聞オンライン

antakatabur.blogspot.com

 阪神が5連勝。三回に森下の2ランで先制し、着実に加点。八回には近本がダメ押しソロを放った。巨人は連勝が3で止まり、阪神戦の3季連続負け越しが決まった。

          ◇

 巨人の戸郷が打たれては、何度も頭を抱えた。五回途中10安打6失点。五回を持たずに降板したのは、今季初。6失点も、2桁安打を許したのも、今季初めてだった。苦しい投球だった。

 先制されたのは三回。二死二塁で、新人の3番森下を迎えた。1ストライクからの2球目、捕手の大城卓はミットを内角に構えていたが、148キロの直球はそれより中に甘く入った。舞い上がった打球は左翼席へ。特大の2ランを浴び、森下には「最高のスイングができました」と自賛された。

 四、五回にも集中打を浴び、「点を取られたイニングは、良いボールと甘いボールがはっきりしすぎて、粘りきれなかった」と戸郷は振り返る。23日のヤクルト戦では、試合前練習で打球が当たったグリフィンに代わって菅野が緊急登板し、気迫のこもった投球を見せていた。この姿に、「余計に気合が入った」と意気込んでいたが、結果に結びつけられなかった。

 阪神に3勝を挙げており、当初の相性は良かったはずだ。ただ、ストライク先行でテンポ良く投げ込む持ち味は、相手も研究してきている。「ストライクゾーンで勝負してくる分、打てる球も必ず来る」と森下。好球必打の意識をより高めていたとすれば、この日の制球では相手にとって攻略しやすく映ったはずだ。これで戸郷は、今月に入って阪神戦2連敗。調子が悪かっただけ、とは片付けられない。

 打線も精彩を欠き、敵失が絡んだ1得点のみ。苦手とする相手投手陣に、またも手玉に取られてしまった。阪神戦は4勝13敗1分けで、シーズン負け越しが決まった。首位を快走するチームとの差が、改めて浮き彫りとなる一戦だった。(林宏和)

  巨人・原監督 「(戸郷は本来の投球ができず)まあまあ、そうでしょうね。(打線も)5番、6番、7番。初打席、2打席というか、早い回の中で仕掛けられるようにならないとね」

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 打たれては頭を抱えた巨人・戸郷、五回持たず降板も6失点も2桁 ... - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/UEwrcmp
Share:

0 Comments:

Post a Comment