6月に芝大門にオープンした「京都焼肉 tendan+」は、仕事帰りなどに気軽に訪れたい一軒。1965年に京都祇園で創業した「焼肉の名門 天壇」のセカンドブランドだ。店名にある「京都焼肉」とは、出汁のように透き通った“つけたれ”で焼肉を楽しむ京都特有のスタイルのこと。「tendan+」でも母体と同じ秘伝の“つけたれ”が使われており、これにつけて脂を落として楽しむロースは格別だ。
天壇グループで一番人気のロースは、モモではなく、程よくサシの入ったリブロインとサーロインのみ。薄切りのロースが3枚重なった「名物 ミルフィーユロース」ではとろけるような食感と柔らかな旨みを、大判の「名物 天壇ロース」では牛肉の香りや旨みを満喫することができる。
「京都焼肉 tendan+」は焼肉を1枚から注文できるのも特徴で、例えばタンを「並」「上」「厚」「極厚」の1枚ずつ食べ比べることも可能。〆のご飯物も少量サイズ。手打ちのそば粉の冷麺でさっぱり〆れば、今年の酷暑も乗り切れそうな気がする。
文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=田村浩章
(ENGINE2023年9・10月号)
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