Tuesday, June 28, 2022

「みそ味」も知って 秋田・稲庭うどんのたれ開発、普及目指す - 毎日新聞 - 毎日新聞

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「稲庭うどんみそたれ」を共同開発し、記者会見する秋田県味噌醬油工業協同組合の安藤大輔理事長(左)と同県稲庭うどん協同組合の佐藤正明理事長=秋田県庁で2022年6月23日、工藤哲撮影 拡大
「稲庭うどんみそたれ」を共同開発し、記者会見する秋田県味噌醬油工業協同組合の安藤大輔理事長(左)と同県稲庭うどん協同組合の佐藤正明理事長=秋田県庁で2022年6月23日、工藤哲撮影

 従来は主にしょうゆやごまだれ味で食べられてきた秋田県の名産・稲庭うどんの「みそ味」を新たに広めようと、県内のみそや稲庭うどんの製造関係者が新たに「稲庭うどんみそたれ」を共同開発した。7月1日から秋田市の主要スーパーなどで販売し、県外や国外への普及を目指す。

 「稲庭うどんみそたれ」は、県内の17社の合わせみそをベースに、カツオやいりこだし、コチュジャンの風味を加えた。米どころ秋田のみそは米こうじの割合が多く、製造業者は「みそはやわらかな甘みやうまみが調和しており、釜揚げやカルボナーラ風、冷やしうどんなどにしても合うはず」と胸を張る。

共同開発した「稲庭うどんみそたれ」=秋田県庁で2022年6月23日、工藤哲撮影 拡大
共同開発した「稲庭うどんみそたれ」=秋田県庁で2022年6月23日、工藤哲撮影

 製造を手がけ、23日に県庁で記者会見した県味噌(みそ)醬油(しょうゆ)工業協同組合の安藤大輔理事長(安藤醸造社長)は「日本三大うどんとも称される稲庭うどんの繊細な魅力を損なわないまま、みそのうまさも表現した。県内は人口が減って消費減少の問題を抱えており、観光客の飲食需要やお土産需要に対応していきたい」と述べた。

「稲庭うどんみそたれ」で味付けした稲庭うどん=秋田県庁で2022年6月23日、工藤哲撮影 拡大
「稲庭うどんみそたれ」で味付けした稲庭うどん=秋田県庁で2022年6月23日、工藤哲撮影

 同席した県稲庭うどん協同組合の佐藤正明理事長(佐藤養助商店社長)も「冬場のみそスープの温麺(おんめん)もなかなかいけると思う。秋田にはきりたんぽ鍋もあるが、みそうどん鍋も発信していきたい」と語った。

 400グラム入りの1瓶が702円(税込み)で、ギフト用も商品化する。つけ汁は4倍、かけ汁は5倍に薄めて調理する。【工藤哲】

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