Sunday, June 19, 2022

【阪神】「8回の男」湯浅京己がついに打たれた 矢野監督「悔しさを次のバネにしていければ」 - スポーツ報知

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◆JERAセ・リーグ 阪神4―7DeNA(19日・甲子園)

 抜群の安定感を誇ってきた虎の勝利の方程式が崩れた。その象徴だった湯浅がついに打たれた。同点の8回を託されたが3失点。チームの連勝は5で止まり、6月の甲子園初黒星。矢野監督は「ずっと頑張ってきてくれている。打たれない投手、負けない投手はいない。また悔しさを次のバネにしていけば」と責めることなく、さらなる成長を願った。

 「8回の男」を担い、獅子奮迅の活躍を見せてきた4年目右腕。先頭の牧を空振り三振に仕留めたが、宮崎、桑原に連打を許すと、神里に浮いたフォークを振り抜かれ、2点三塁打を浴びた。1/3回を3安打で2敗目。4月12日の中日戦(バンテリンD)を最後にゼロ行進を続けていたが、17試合連続無失点でストップした。アルカンタラ、湯浅、岩崎の強力な勝ちパターン3枚が失点するのも、5月26日の楽天戦(甲子園)で敗戦投手になったクローザー・岩崎以来だ。

 開幕9連敗スタートからの巻き返しは、盤石なリリーフ陣の存在があったからこそ。指揮官は「経験をプラスにして、成長していける負けになったと思う」と前を向いた。守護神左腕の岩崎は13日に出場選手登録を抹消されて休養中。開幕7連敗中の広島との3連戦(21~23日、マツダ)でも、湯浅ら救援陣の団結が不可欠だ。(小松 真也)

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