Thursday, June 8, 2023

【大学選手権】大商大 4年生150キロトリオが打たれ41年ぶり ... - スポーツ報知

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◆報知新聞社後援 全日本大学野球選手権▽準々決勝 富士大7―1大商大(8日・神宮)

 大商大は最速150キロ超えの4年生トリオが富士大打線につかまり、完敗した。今大会初先発の154キロ右腕・野中太陽は2回1死から連打され「少し前からあった右肩の違和感がひどくなった」と降板。2番手の鈴木豪太が打たれ、野中に自責点3がついた。154キロ右腕・上田大河主将が急きょ3回から3番手で登板したものの、3回と5回にソロを被弾。5番手の151キロ左腕・高太一も2失点。3人で計7失点し、なす術がなかった。富山陽一監督(58)は「敗因は監督。野中に神宮で投げさせてやりたかったので…」と采配を反省した。

 勝てば1982年以来、41年ぶりの4強だったが、昨年と同様に8強で敗退。関西六大学リーグでは春6連覇中(20年は中止)と無敵だが、全国の壁に跳ね返され続けている。上田は「志願して投げたのに、打たれてふがいない。自分もチームも、もっとレベルを上げていかないと」と、声を絞り出した。(田村 龍一)

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